2025年度公募プログラム

[メディアデザイン研究科]

慶應―スタンフォード大学サステナビリティ&革新的ラーニングプログラム
Keio-Stanford Sustainability & Innovative Learning Program

活動代表者

メディアデザイン研究科委員長/Keio STARセンター長 稲蔭正彦

稲蔭正彦サステナビリティは、人と地球の健康を対象としていますが、地域性、文化を考慮する必要があります。未来学、デザイン思考などを用いて、サステナビリティに資するプロジェクトを提言し魅力的な未来を創りましょう。

活動内容

 対象学生は、Keio STARとの親和性を考慮してKMD, KBS, 経済学研究科、政策・メディア研究科の修士課程の学生とし、4名程度を選抜する。スタンフォード大学からも教育学研究科、サステナビリティ研究科の修士課程学生を対象として4名程度を選抜する。2大学の多様性のある混合チームを2チーム程度構成し、サステナブルな社会に貢献するためのアクションの立案、フィールドワークを含む調査を経て最終的に提言やプロトタイプ制作を行う。

 学生は、スタンフォード大学における 2 週間、本務大学に滞在しながらテレビ会議システムを利用した遠隔研究期間 2〜3 週間、スタンフォード大学の学生が来日し 慶應 における 2 週間を共に過ごし、合計 6~7 週間でチームとして成果を発表する。
 予定している主な活動内容は次の通りである。
(1)共同プロジェクトを遂行する(チームビルディング、テーマ立ち上げ、プロセスを通じた異文化の学び、教員からのメンタリングの経験、成果発表、など)
(2)各大学の授業を聴講する(聴講科目の例:未来学、サステナビリティ学、工芸及びファブリケーション、プロダクトデザイン、ストーリーテリングなど)
(3)ビジネスを含む文化を理解する(シリコンバレー的なもの、米国的なもの、日本的なもの)
(4)デザイン思考メソッド及び未来思考メソッドを用いて、フィールドワーク、プロトタイピングまでを短期間に実施する
(5)起業を意識した魅力的なプレゼンテーションを行う
 本プログラムの参加学生に対しては、派遣元大学で授業科目として単位を認定している。

2025年度活動内容は流動的であるが、以下の通り計画している。
2025年10月 参加学生の選抜およびオリエンテーション
2025年11月~12月 参加学生に対する事前研修の実施
2026年2月中旬 スタンフォード大学での活動(テーマ決定、スタンフォード大学教員による講義、両大学の教員によるメンタリング、授業聴講、フィールドワーク、米国文化体験、中間発表)
2026年2月下旬~3月上旬 オンラインによる共同研究
2026年3月中旬~下旬 慶應義塾大学での活動(KMD及びKeio STAR教員による講義、両大学の教員によるメンタリング、企業訪問、日本文化体験、スタンフォード教授特別講義、最終発表

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