2022年度公募プログラム
[体育研究所]
国際交流を通じたSDGs教育及び一貫教育校へのスポーツ教育
活動代表者
体育研究所准教授 鳥海崇
体育研究所では「活力ある塾生を育む」を目的に活動しています。この観点から本プログラムでは体育・スポーツを通じて①大学生へのSDGs教育、②小学生へのスポーツ教育、③社会人への公開講座、を実施してまいります。

具体的な活動内容は以下の通りである.
①欧米の女子大学スポーツチーム(もしくは選手)を招聘し,ホームステイを前提として,塾体育会の女子部員と寝食を共にする.
②招聘した女子大学スポーツチーム(もしくは選手)の滞在期間中に,塾体育会の女子部員らと共に一貫校のクラブ活動等に参加し,スポーツ指導を実施する.
③近隣住民,塾員らを対象として,「慶應義塾におけるスポーツ」,「スポーツとSDGs」,「スポーツと男女平等」について体育研究所主催の公開講座を実施する.
④招聘した女子大学スポーツチーム(もしくは選手)と塾体育会の女子部員との大学対校戦を実施し,一貫校のクラブや公開講座参加者らに観戦,応援してもらう.
なお,招聘する対象としては,これまでの経緯から①スタンフォード大学SMAP(Stanford Martial Arts Program),②ケンブリッジ大学フェンシングクラブ,③オックスフォード大学テニスクラブを中心に想定している.
なお,新型コロナウイルスの感染状況に応じて,招聘できない場合は,対象とする競技数を増やすと共に,年度末に女子部員を対象とした意見交換会(セミナー)を実施する.具体的には以下を代替案とする.
海外の大学チームの招聘可否を夏休み中に判断し,秋学期中に開催される各競技の女子の早慶戦(柔道,空手,ホッケー,馬術,フェンシング等のオリンピック種目)を対象とし,早慶戦実施前に一貫校のクラブ指導,公開講座を実施し,これらの参加者に女子の早慶戦に観戦,応援してもらう.
年度末には,早慶戦に出場した女子部員を対象として,現状における体育会の男女差など,SDGsの観点から意見交換会(セミナー)を実施し,次年度への課題などを共有する.
*本年度はスタンフォード大学(Stanford Martial Arts Program)の招聘で合意していたが,新型コロナウイルスの感染状況が改善しなかったため,開催を見送った.