2024年度公募プログラム

[理工学部]

カリキュラムビルトイン型学部・大学院包括国際交流プログラム

活動代表者

理工学部教授 泰岡顕治

泰岡顕治大学生から大学院生までを対象としたハンズオン型の国際人材育成プログラムです。
このプログラムをきっかけにしてより多くの学生が国際的に活躍する場を見出すことを期待します。

活動内容

①海外工場見学プログラムの拡充 ②海外フィールドワーク ③4年生・大学院対象の国際ワークショップ、の3つの活動を計画し、新型コロナウイルス感染がおさまり、予定のプログラムの他にさらなる関係プログラムを実施することができた。①については,タイ,韓国,米国の3つの海外工場見学プログラムを企画した。タイ、韓国、米国の3つの工場見学プログラムを現地に実施した。また、フランス、マレーシア、インドの海外工場見学追加実施することができた。タイについては、2025年2月15日〜21日にカセサート大学工学部機械工学科、フランスECAM LaSalleら他国の学生も参加し、国際的な活動を実施することができた。韓国については延世大学の協力のもとに、2025年2月16日〜20日に実施した。米国については、2025年3月9日〜13日に川崎重工リンカーン工場の見学およびネブラスカ大学リンカーン校における見学と交流を実施した。追加実施したフランス工場見学は、ECAM LaSalleの協力のもとで、2025年3月16日〜21日にタイ・カセサート大学も参加して、実施した。マレーシア工場見学は、2025年2月16日〜19日に、UCSI Universityの協力により実施した。また、インド工場見学は2025年3月16日〜22日にSRM大学の協力により実施した。②については,2024年8月2日〜7日に日本航空電子短期課題プロジェクト及びUCSDの見学・交流を実施した。さらに、AI Hardware Centerプロジェクトは2024年8月21日〜30日にニューヨークにて、産官学連携プロジェクトの調査として実施した。③については,韓国にて,延世大学+高麗大学+早稲田大学+慶應義塾大学で、高麗大学にて2024年8月6日〜8日で実施した。カセサート大学+慶應義塾大学の国際ワークショップについては、2024 年 5 月8日、7月11日にカセサート大学教職員が慶應義塾大学を訪問し、国際交流についてのワークショップを実施した。 ただし、先方の都合により学生の参加がなかったが、今後の交換留学や大学院生交流も含めて検討が実施できた。最後にシンガポール工科デザイン大学との国際ワークショップについては、先方の都合もありオンラインでの打合せを実施するに留まった。

参加者の声

公募プログラム

理工学部3年

本研修は、機械工学科に設置されている工場見学科目の一環として提供された、リヨンにある ECAM LaSalle によるプログラムでした。工学に関する学びの一環として、大学のキャンパスで2日間にわたる製造プロセスを学ぶプログラムが実施され、これを通じて問題分析能力の向上を実感しました。また、工場見学では、建設、採掘、採石業界向けの油圧および空気圧を利用した破砕・掘削機器を設計・製造・販売している企業を訪問し、工学が社会を支える重要な役割を担っていることを改めて認識しました。本プログラムには、慶應の学生に加え、タイのカセサート大学の学生も参加しており、タイでの学生生活や大学のシステムについて知る貴重な機会となりました。さらに、彼らの授業内容や研究テーマについて話を聞くことができ、大変刺激を受けました。また、プログラムの一環として、リヨンの街を散策しながらその多様な文化について学ぶCultural Visitも実施されました。このプログラムを通じて、工学分野の知識を深めるだけでなく、他国の学生との学術交流の機会を得るとともに、フランスの多彩な文化について学ぶことができました。

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