2023年度公募プログラム

[理工学部]

学部1,2年生向け理工学部ジュニア研究プログラム

活動代表者

理工学部教授 三木則尚

三木則尚理工学部ジュニア研究プログラムは、主に学部1、2 年生を対象に、理工学部の幅広い分野で行われている最先端の研究活動に参加する機会を提供します。

活動内容

2022年度前半にJREPのHPを立ち上げてました(https://jrep.st.keio.ac.jp/).プログラム申請時(2022年6月22日)にはエントリー106名,プロジェクト応募58名でしたが,2023年11月にはエントリーが383名,プロジェクト応募者が234名まで増えました.プログラムが順調に1,2年生におよび教員の間に浸透しています.2023年度に登録した120名強の中では,1年生が75名と最も多く,次いで2年生が42名でした.学問A~Eの間に差異は見られませんでした.アンケート結果によると,学生への報酬の有無は,学生がプログラムを選定するときの判断材料にはならず,それよりも研究を知りたい,ということが大きなモチベーションであることがわかりました.受け入れた教員からは,1,2年生の研究意識向上に大きな効果が見られた,という回答が得られました.また一貫教育校への展開の要望もありました.JREPへの参加を単位とするかどうかは,学生のメリットになるものの,単位認定のための基準の設定がかえってプロジェクトへの制約になる恐れがある,など賛否が別れました.
また,プログラムメンバーが,JREPと同様のプログラムであるUROP(MIT Undergraduate Research Opportunities Program)を運営し多くの知見を有するMITを訪問し,運営組織ならびにプログラムの発展,継続的予算の確保,教員へのインセンティブ付与などについて意見交換を行いました.
JREPホームページ
Youtube

参加者の声

公募プログラム

理工学部情報工学科2年,受入教員:機械工学科・荒井規允,テーマ:ソフトマターに関する分子シミュレーション

Q. このプロジェクトに参加した理由を教えてください.
A. 情報工学科などで学んだプログラミングの知識を使い、論文や研究に関わる作業を卒論を書く前に体験してみたいと思いました。情報工学以外に物理、数学にも興味があったため、プログラミングを使いどちらも学べるシミュレーションの分野に参加をしました。
研究室の雰囲気や先生との関わり方、実際の研究の進め方などを知ることができました。興味があったシミュレーション研究に関しては、使われている理論やその理論がどこに応用されているかなど、実体験を通してよくわかりました。 今回のプロジェクトに参加したことは、4年次の研究室選びに活かされ、体験した研究の進め方は、大学院やその他の研究に関わる際に役に立つと思います。
Q. 参加を検討している学生へのメッセージをお願いします。
A. まずは1日で完了するような小さなプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。

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