2026年度公募プログラム

[理工学部]

AIとSNSが生み出す社会病理の背後にある脳の仕組みを解き明かす「領域横断人材育成プログラム」の実践

活動代表者

理工学部・教授 牛場潤一

牛場潤一AIやSNSはいま、子どもの成育、社会、政治を大きく揺るがす存在になっています。なぜ我々人間は、こうした技術の誤用、乱用を「分かっていても辞められない」のでしょうか?人間の脳や心の仕組みに学びながら、人文社会学の世相を自ら分析できる力を育成する教育プログラムを開発し、実践します。

活動内容

教育的配慮
1.履修申告期間と期末試験3週間前を除いた約2ヶ月間で活動し、参加者の学業が疎かにならないよう配慮する。
2.自分の出身学部での学修以外に、「もう1つの専門」が身についたと参加者が感じられるように授業内容に配慮する。
3.大学設置基準 第21条に記載の学修時間を満たしたシラバスを構成する。
4.出席率と最終発表の内容を踏まえて、修了証を発行する。

参考書
「明日からできるエビデンス構築 スコーピングレビューが短期間で読める・書ける本」監修:片岡裕貴、編集:北川孝、メジカルビュー社、2024年。(A5版、216ページ、2色、イラスト60点、写真80点)

スケジュール
月曜日、水曜日:18:00-18:30(30分)全16回のワークショップ(Zoomを使った遠隔オンライン)
土曜日:12:00-13:00(ランチ懇談)の後に13:00-14:30(90分)全8回の講義(昼食代、交通費は参加者負担)
毎週土曜日は講師の在籍するキャンパスへのキャラバンとし、矢上・三田・信濃町・東大本郷等の見学と散策を兼ねる。

講師
岩間清太朗助教(理工学部生命情報学科)「神経科学文献のAI要約」
岸本泰士朗特任教授(慶應義塾大学医学部医科学研究連携推進センター)「嗜癖行動症とSNS」
鳴海覚志主任教授(慶應義塾大学医学部小児科学教室)「発達とAI/SNS」*採択後にご相談の予定
鳥海不二夫教授(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)「SNSと社会行動をデータから分析する」
山本龍彦教授(慶應義塾大学大学院法務研究科)「情報的健康をどのように法的に保護するか?」

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